リフォーム、リノベーション済み物件は
保証やメンテ、アフターフォローに注目すべし!
中古住宅の流通が増えるに連れ、「リノベ済み物件」として売られている中古住宅をよく目にするようになりました。
今回は「リフォームリノベーション済み物件ってどうなの?お得なの?デメリットは?」など、ユーザーの疑問いお答えする内容となります。
あくまで私個人の意見になりますが、参考になれば幸いです(^^)/
リノベーション済み物件と、普通の中古住宅を購入してからリノベーションする場合、違いはいろいろありますが、ネット上であまり言われてない「アフターフォロー」も大事です!
結論から言うとリノベ済み物件は、アフターフォローが手薄い場合が多いです。
その他メリットやデメリットなども順番に詳しく見ていきますが、保証やアフターフォローを重視するならリノベ済み物件は避けた方がいいかもしれません、、、。
いいリフォーム会社をお探しの方は、リフォーム会社紹介サイトをご利用ください。
それでは、リノベ済み物件について順番に見ていきましょう!
リノベ済み物件は買取再販ビジネス

リノベ済み物件は、買取再販ビジネスと呼ばれるもので、不動産会社が物件を買ってリノベしてから販売するビジネスモデルです。
簡単に言うと、安く物件を仕入れてリノベして高く売却できれば利益が残るスタイルですね。
リノベーションは、新築よりも安いコストで最新設備やおしゃれな内装に仕上げることができるので、ユーザーからのニーズも高く、買取再販ビジネスに取り組む業者が増加しています。
そんなリノベ済み物件ですが、ユーザーにとってどんなメリットがあって、どんなデメリットがあるのでしょうか?
まず、リノベ済み物件のメリットを見ていきましょう!
リノベ済み物件のメリット

◆実際に見てから購入できる
中古住宅を購入してからリノベーションする場合、完成するまでは実際に見ることはできません。
なので、完成してから「思っていたのと違う」ということがあったりしますが、リノベ済み物件であれば、実際に見てから購入の判断ができるのでその点安心ですね。
◆手間なく購入してすぐ住むことができる
リノベ済み物件は、もう完成しているので購入したらすぐに住むことができます。
通常の中古住宅を買ってリノベーションだと、購入してからリノベーション工事が始まるので、実際に住めるようになるまで時間がかかります。
またリノベーションの打ち合わせなどにも時間がかかるので、手間や時間をかけずに家を買ってすぐ住みたいという方にはいいですね。
◆立地や利便性がいい場合が多い
買取再販をしている業者さんは、物件が売れれば売れるほど売り上げが上がりますので、当たり前ですが早く売れてほしいものです。
人気のエリアや売れやすい物件を仕入れてリノベして売るので、基本的に「いい場所」なことが多いです。
◆業者が1社で楽
中古住宅購入は不動産者さん、リノベーションはリフォーム会社さんというように、中古×リノベする場合2社対応しないといけませんが、リノベ済み物件は不動産屋さんのみの対応でいけるので楽です。
ただ、最近はリノベーション会社さんが不動産仲介業も行う「ワンストップサービス」も増えてきていますので、中古住宅購入してリノベーションする場合でも1社となることはあります。
◆価格が決まっている
リノベ済み物件は物件価格とリノベーション価格が決まっているので、追加費用がありません。
通常、中古住宅を購入してリノベーションする場合は、リノベーション工事している間に不測の事態なので追加費用が発生するケースもあります。
価格が決まっているので、資金計画も立てやすいのはメリットですね。
次は、リノベ済み物件のデメリットを見ていきましょう!
リノベ済み物件のデメリット

◆自分好みにリノベできない
リノベ済み物件は完成しているので、通常のリノベーションみたいに1から自分で決めたりできません。
自分だけのオンリーワンの住まいを求める場合は向かないでしょう。
◆実はお得感はそんなにない場合が多い!?
リノベ済み物件は「お得だ!」と思っている方もいるかもですが、ほとんどの場合お得ではなく普通です。
販売業者からすれば、売れる金額が高ければ高いほど利益がでますので、物件の仕入れ値をいかに下げて仕入れて、リノベーション費用をいかに抑えるか考え、販売トータル金額は近隣物件より高すぎない金額で売ろうとするはずです。
私個人の意見になりますが、普通に中古住宅を購入してリノベーションする場合とあまり変わらないと感じます。
◆見た目重視のリノベになりがちで性能が低い
リノベ済み物件は、コストを抑えて売れるようにリノベーションしていますので、見た目部分に注力しているケースが多いでしょう。
もちろんすべてがそうだと思いませんが、見えない壁の中や床下、天井裏など、配管関係も新品に交換しているのかどうか?断熱材はちゃんと入っているのかどうか?耐震性は?など、見えていない部分がどうなのかを確認するといいでしょう。
残念なことに住む人のことを考えてなく、見た目だけキレイになっているケースもあるので注意が必要です。
◆リノベ前や完成までの過程が不明
リノベーションする前がどうだったか?どんなリノベーション工事をしたのか?どういった施工方法で工事したのか?等、完成している状態なのでわからないです。
物件によっては購入する際に、リノベ前の資料やリノベーション工事内容がわかる資料をもらえたりきちんと説明してくれたりすることもありますが、ほとんどは説明なしか、簡単な説明だけになる場合が多いでしょう。
◆保証が手薄いケースあり
通常リノベーション工事であれば、工事保証や設備機器保証がしっかりつきますが、リノベ済み物件の場合そういった保証がないケースがあります。
業者販売の住宅には、瑕疵担保責任の期間が2年間ついてきますが、これは隠れた瑕疵になるので、工事保証とはまた違います。
瑕疵担保責任を簡単にいうと、白アリの被害があるのにそれを伝えていなかったり、雨漏りがあるのにそれを伝えていなかったり、住宅として正常な機能がないことを伝えていない場合にそれを改善しなければならない責任です。
販売業者さんによりますが、保証がどうなっているか確認するといいでしょう。
◆定期点検をしてくれないケースあり
こちらも保証関係の内容になりますが、通常リノベーション工事をしたら施工会社さんが定期点検をしてくれます。
リノベ済み物件の販売業者さんはリノベーション工事専門会社ではなく、物件を売る会社さんであることが多いので、工事個所や住まいに対しての定期点検がないことも多いでしょう。
ただすべてがそうではなく、リノベーション会社さんが買取再販ビジネスを取り組んでいるケースもあり、その場合だときちんと定期点検もしてくれることもあるでしょう。
長く快適に暮らしていくには、アフターフォローはかかせないものだからです。
次は、アフターフォローが大事な理由を見ていきましょう!
アフターフォローが大事な理由

◆住まいは消耗品
あまりピンとこないかもですが、住まいも劣化したり痛んだりするので「消耗品」です。
10~15年ほど経つといろいろなところが痛んだりしてきますので、リフォーム(修繕)が必要になります。
リフォーム業界では、人口1人あたり年間36,000円リフォームにお金を使うと言われており、消耗品である家を維持するには費用がかかるということです。
◆住まいも車同様点検が大事
車であれば、2年に一度「車検」があり不具合があれば修理しますよね?「家」も同じです。
住まいも定期的に点検をして、不具合がないか調べる必要があり、不具合があれば早期に対応しないといけません。
不具合をほっておくと、どんどん劣化や痛みがひどくなり最終的に大掛かりなリフォームをしないといけなくなったりすることもあります。
つまり!定期的なプロの点検は必須なのです。
リノベ済みであろうとそれは同じです。
今後はわかりませんが、今はアフターフォローをしっかりしてくれるのは、リノベ済み物件ではなく、中古住宅を購入してリノベーションする方が多いと感じます。
リノベーションで失敗しない秘訣は、リノベ後もしっかりフォローしてくれるいいリフォーム会社に相談することです。
次は、いいリフォーム会社を探す方法をご紹介します!
いいリフォーム会社を探す方法

いいリフォーム会社を探す方法は、基本的にはインターネットです。
ネット検索やGoogleマップ検索でリフォーム会社さんのホームページを見たり、昨今であれば、YouTubeやインスタグラムなどからも探すことが可能でしょう。
しかし、そのどれよりも便利な方法があります!
それは「リフォーム会社紹介サイト」を利用することです。
リフォーム会社紹介サイトとは、ユーザーとリフォーム会社をマッチングするサービスを提供しているWEBサイトでさまざまなメリットがあります!
◆メリット①相見積もり前提のサイトなので一括相談、一括見積りがしやすい
リフォーム会社に一括で相談や見積り依頼ができるサービスが前提のサイトなので、加盟しているリフォーム会社も、もちろんOKしています。
有名なサイトだと加盟業者も多い上、どんな業者でもOKではなく加盟に厳しい条件を設定しているのでいい業者がいっぱいいます。
サイトで加盟している会社情報を見ることができますので、近くの会社を探すことが簡単にできます。
◆メリット②金額だけでなく提案や保証アフターフォローも見比べることができる
一括見積りを取るメリットは、金額を見比べることができるだけでなく、プラン提案、実績、ユーザーからの口コミ評価、保証内容、点検、メンテナンスなどのアフターフォロー、その会社の理念や考え方も見比べることができます。
また、リフォームやリノベーションは工事中の近隣への配慮マナーや工事後のメンテナンスや不具合があった際の対応が大切で、ポイントは「親身になって相談を聞いてくれる、今後長く付き合っていける信頼できる会社かどうか」です。
◆メリット③匿名での相談も可能なのでとりあえず相談してみることができる
複数社に相談したら契約しないといけないのでは、、、と心配される方もいるかもしれませんが、心配無用です!
普通に提案してもらったり、見積りをもらったりしてもすべてお断りも可能です。
でも「まだするかどうかわからないしなんか悪いわ、、、」と感じる方は、匿名での一括相談もできますので「とりあえず気軽に相談してみる」ということができます。
相談してみた結果「やっぱりやめておくわ」ということが簡単にできますので、ご安心ください。
デメリットは、相談するという手間とそれにかかる時間だけです。
これを利用しない理由はありませんね。
それでは最後にまとめです。
まとめ
リノベ済み物件は実際に見れて手軽さがある。
お得感は実はあまりなく普通。
保証やメンテナンスなどアフターフォローが弱い場合が多い。
メリットデメリットを理解した上で購入の判断をするべし!
中古住宅市場が活発になってきている現在、リノベ済み物件は今後も増えていくでしょう。
私個人的には、せっかくのマイホームなのでご自身でリノベーションを1からする方をおすすめしたいですね(^^♪
中古リノベーションで失敗しない秘訣は、いいリフォーム会社に相談することと1社だけでなく複数社に相談することです。
リフォーム会社探しは、リフォーム会社紹介サイトをご利用ください(^^♪
当サイトが参考になれば幸いです。
ありがとうございました(^^)/