外壁・屋根の訪問販売は
インターフォンで対応すべし!
メディアでも多く取り上げられ、現在はかなり少なくなっていますが、令和の現在でも、まだ存在するのが現状です。
今回は、そんな訪問販売の危険性と対処についての内容です。
最後までご覧頂けると幸いです(^^)/
現在、訪問販売のメインは、外壁・屋根です。
外部は、外からの目視で劣化状況もわかりますし、業者としてもやりやすいからですね。
この後詳しく見ていきますが、「じゃどこでリフォームお願いしたらいいの?」の答えは、リフォーム会社紹介サイトを利用して、複数社のリフォーム会社に相談することです。
いいリフォーム会社をお探しの方は、リフォーム会社紹介サイトをご利用ください。
それでは、訪問販売について見ていきましょう!
リフォームは外壁屋根トラブルが多い

公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター 住まいるダイヤルの「住宅相談統計年報2021」によると、リフォームの不具合による相談の約6割は、外壁と屋根になっています。
※公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターが運営する「住まいるダイヤル」は、住まいの「困った」を相談できる国土交通大臣指定の相談窓口です。
住宅相談統計年報2021
https://www.chord.or.jp/documents/tokei/pdf/soudan_web2021.pdf
公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター 住まいるダイヤル
https://www.chord.or.jp/index.html
データによると、リフォーム相談6,202件の内、不具合ありが4,082件となっています。
上位5つは
雨漏り 546件 17.4%
はがれ 436件 13.9%
ひび割れ 351件 11.2%
汚れ 330件 10.5%
性能不足 315件 10.0%
※パーセントは全体に対するもの
とすべて、外壁や屋根となっています。
工事完了引き渡しから紛争処理の申請までの期間は、2年未満が全体の約6割となっていて、工事後そんなに経過していないのにも関わらず不具合が起きているということがわかります。
ユーザーとリフォーム業者との間で、キチンと取り決めができていなかったり、相違違いがあったり、そもそもずさんな工事をされたり、、、
理由はいろいろあります。
次は、なぜこのようなトラブルが多いのかを見ていきましょう!
外部は金額で判断するユーザーが多い

あくまで私個人の意見にはなりますが、外部工事は内部工事に比べて、金額で業者選びされる方が多いように感じます。
理由は、「外部」だからです。
外部は、常に雨風、紫外線にさらされますので劣化もしますし、汚れます。
綺麗にしても汚れるので、最低限の費用しかかけない傾向にあるからだと思います。
しかし、そのような金額だけで選ぶとトラブルになるケースが多いのです。
もちろん、できるだけ費用を抑えたいという気持ちはわかりますが、高いか安いかではなく、適正価格かどうかをしっかりと見極める必要があります。
安い金額で工事を依頼すると適正なリフォーム工事ができません。
安くするということは、職人さんの人件費、材料費を削っているということです。
人件費を削ると、職人さんはできるだけ早く工事を終わらせようとするので、工事の品質が落ちます。
材料費を削ってしまうと、適切な量を使わなかったり、品質の低いものを使用することになります。
外壁や屋根は、雨風から建物を守る重要な役割がありますので、キチンと工事していないと、すぐに不具合が出てしまい、トラブルとなるのです。
次は、訪問販売業者さんをおすすめしない理由です。
訪問販売をおススメしない理由

一番は、コストですね。
訪問販売業者さんは、1件1件ピンポンを押して営業をかけて契約を取ります。
昨今は警戒するユーザーが多いので、1件の契約をとるのに何十件と回らないといけないでしょう。
それにかかる膨大な人件費は、当然工事金額に入ってくるのです、、、
メディアなどで取り上げられている、高齢者を狙って高額な金額で契約をとるケースがこれですね。
また営業マンもノルマがきついので、強引に契約をとろうと必死になり、無茶な値引きをするケースも考えられます。
そうなると、原価が下がり適正な価格での適正な工事がされず、リフォーム工事後不具合が発生してしまうということになります。
そもそも、キチンと調査もしないでいきなりその場で見積金額が出るなんてありえません。
その時点でいい加減だと疑ってもいいでしょう。
しっかり調査して後日、調査報告書と見積り書を持ってきてくれるような業者さんに依頼するといいでしょう。
大幅な値引きをされたとしても、飛びついてはいけません。
後々に不具合が出て、トラブルになって後悔するということになっては元も子もありません。
次は、訪問販売に引っかからないようにする方法をご紹介します。
訪問販売の対処方法

訪問販売に引っかからない1番の方法は、インターフォンのみで対応することです。
玄関先に出ててはいけません!
訪問販売業者さんは、訪問販売のプロです。
「訪問販売です、営業させてください」なんて来ません。
見た目もとても誠実そうで、怪しさなんてないでしょう。
「隣の家の洗濯物がお宅の家にひっかかってしまったので取らせてください。」
「近くでリフォーム工事している業者です、ご挨拶に参りました。」
など、巧妙な手口でやってきます。
そして、家を見たり話しているうちに契約させられてしまうのです、、、
万が一、「即決で契約してしまった」ということがあった場合でも、「クーリングオフ」で契約を解除することが可能です。
クーリング・オフは、いったん契約の申し込みや契約の締結をした場合でも、契約を再考できるようにし、8日間であれば無条件で契約の申し込みを撤回したり、契約を解除したりできる制度です。
もし契約してしまったという場合は、すぐにクーリングオフで対応するといいでしょう。
失敗しないリフォームをするには、いいリフォーム会社さんに相談することが必須です。
そして、1社だけでなく複数社に相談することがとても大切です。
いいリフォーム会社を探すには、リフォーム会社紹介サイトを利用すると便利です。
次は、いいリフォーム会社を探す方法をご紹介します!
いいリフォーム会社を探す方法

いいリフォーム会社を探す方法は、基本的にはインターネットです。
ネット検索やGoogleマップ検索でリフォーム会社さんのホームページを見たり、昨今であれば、YouTubeやインスタグラムなどからも探すことが可能でしょう。
しかし、そのどれよりも便利な方法があります!
それは「リフォーム会社紹介サイト」を利用することです。
リフォーム会社紹介サイトとは、ユーザーとリフォーム会社をマッチングするサービスを提供しているWEBサイトでさまざまなメリットがあります!
メリット①相見積もり前提のサイトなので一括相談、一括見積りがしやすい
リフォーム会社に一括で相談や見積り依頼ができるサービスが前提のサイトなので、加盟しているリフォーム会社も、もちろんOKしています。
有名なサイトだと加盟業者も多い上、どんな業者でもOKではなく加盟に厳しい条件を設定しているのでいい業者がいっぱいいます。
サイトで加盟している会社情報を見ることができますので、近くの会社を探すことが簡単にできます。
メリット②金額だけでなく提案や保証アフターフォローも見比べることができる
一括見積りを取るメリットは、金額を見比べることができるだけでなく、プラン提案、実績、ユーザーからの口コミ評価、保証内容、点検、メンテナンスなどのアフターフォロー、その会社の理念や考え方も見比べることができます。
また、リフォームやリノベーションは工事中の近隣への配慮マナーや工事後のメンテナンスや不具合があった際の対応が大切で、ポイントは「親身になって相談を聞いてくれる今後長く付き合っていける信頼できる会社かどうか」です。
メリット③匿名での相談も可能なのでとりあえず相談してみることができる
複数社に相談したら契約しないといけないのでは、、、と心配される方もいるかもしれませんが、心配無用です!
普通に提案してもらったり、見積りをもらったりしてもすべてお断りも可能です。
でも「まだするかどうかわからないしなんか悪いわ、、、」と感じる方は、匿名での一括相談もできますので「とりあえず気軽に相談してみる」ということができます。
相談してみた結果「やっぱりやめておくわ」ということが簡単にできますので、ご安心ください。
デメリットは、相談するという手間とそれにかかる時間だけです。
これを利用しない理由はありませんね。
それでは最後にまとめです。
まとめ
外壁・屋根はリフォーム後のトラブルが多い。
金額で判断せずに、今後大切な住まいを任せれる、信用できる会社かどうかで選ぶ。
訪問販売業者は、その場で見積り金額を提示して即決を求めてくる。
訪問販売対策の1番は、インターフォンのみで対応して玄関先に出ないこと。
万が一契約してしまっても、クーリングオフ制度で契約を解除できる。
外壁屋根リフォームは、見た目をキレイにするだけでなく、本来の目的の「建物を雨風・紫外線から守る」が大切です。
訪問販売でお得だから、安いからと飛びついて即決してはいけません。
リフォームは1社だけでなく、複数社に相談するのが成功の秘訣です。
いいリフォーム会社を探す際には、無料で利用できるリフォーム会社紹介サイトをご利用ください。
当サイトが、ご覧頂いた方のお役に立ちましたら幸いです。
ありがとうございました(^^)/